03|静岡に行ったら、20数年飲んできた「お茶」のイメージが変わった
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水出し煎茶をきっかけに日本茶が気になり始めて、最初に行ってみたのが静岡でした。
行ってまず思ったのが、
お茶、安い。
東京で抹茶と甘味をいただこうとすると、セットで2,000円を超えることも珍しくありません。
でも静岡では、1,000円以下で楽しめるものが普通にある。
産地、強い。
そんなことを思いながら、まず向かったのが「ふじのくに茶の都ミュージアム」。
正直、最初はもう少し観光施設っぽい場所を想像していたんですが、行ってみると想像以上に本格的でした。
日本茶だけではなく、世界のお茶の歴史や、茶葉がどうやってお茶になっていくのかまでかなり詳しく紹介されています。
緑茶も、烏龍茶も、紅茶も、もともとは同じチャノキからできている。
言われてみれば知っていたような、でもちゃんと考えたことはなかったような。
製造工程を見ながら学ぶと、「なるほど、だから味が違うのか」が少しずつつながっていきます。
ここでは、初めて石臼で抹茶も挽きました。
これが思っていたより大変。
ぐるぐる回しているのに、出てくる抹茶はほんの少しです。
「抹茶って本当に葉っぱからできてるんだな」
という、当たり前すぎることに妙に感動しました。
そして今回、一番印象に残ったのが「茶の庭」。
まず、景色がすごい。
窓の向こうに一面の茶畑が広がっていて、店内も木をたくさん使った、広くて落ち着く空間でした。
でも、景色以上に驚いたのがお茶です。
煎茶を飲んだ瞬間、
「今まで飲んでいたお茶と全然違う」
となりました。
香りがある。
旨味がある。
渋みもあるけれど、それが嫌じゃない。
20数年間、ほぼ毎日のように何かしらのお茶を飲んできたはずなのに、知らない味でした。
「煎茶って、こんな味するんだ」
たぶん、この日初めてそう思いました。
ほうじ茶ラテもかなりおいしかったです。
香ばしいのに重たくなくて、ミルクを入れてもちゃんとほうじ茶の香りが残っている。
これも、自分の中にあった「ほうじ茶ラテ」のイメージが少し変わりました。
お土産を見ていたら、店員さんが声をかけてくださって、いくつか試飲もさせてもらいました。
茶畑も、建物も、お茶も、そこで働いている方の雰囲気も。
全部含めて、かなり好きな場所になりました。
日本茶のことをもっと知りたい、と思ったのは、この日の影響がかなり大きかった気がします。
また行きたいです。
というより、普通にもう一回あの煎茶を飲みたい。


